青空が
広がっていても
冬空は
寒い顔をしています。
澄んだ空は
寒い顔をしながら
なにか
自慢しているように
キリッとしています。
そんな冬空を
きょうも
わたしは見上げています。
じっと
見ている間に
雲に
覆われて空が
かくれることがあります。
そんな不思議な現象を
ときどき
見せてくれる冬空に
魅力を感じます。
冬空と雲がつくりだす
カタチには
わたしたちを
幸せにしてくれる
なにかがありそう。
わたしには
その、ときどきの
表情に物語を感じます。
あなたにも
見ていただきたい
冬の空。
物語を想像してください。