空が
ひとりごとのように
ポツリと言う
京都の空から…
今日(3月28日)は
京都裏千家「利休忌」
安土桃山時代の
茶人 千利休の
旧暦の忌日
一切の無駄を省いて
緊張感を つくり出す
わび茶(草庵の茶)の
完成者
千家流茶道の開祖
千利休は
天正19年旧暦2月28日
(1591年4月21日)
秀吉の命により
切腹
千家では
その1ヶ月後を
命日として
追善の茶会を催している
床の間に菜の花
利休が切腹をしたとき…
床に活けてあったのが
菜の花
菜の花は
利休が
愛した花
だから
利休忌には
菜の花を飾る
利休忌のお菓子は
「花筏」
長い長方形のお餅に
桜花の印を入れた花筏
餅の桜色と
ほんのり透けて見える
餡の小豆色が
重なり合う
趣のあるお菓子
裏千家の利休忌の
主菓子として知られている
裏千家は
現在お茶の世界で
一番の規模を誇っている
空は
利休のファンかも
しれない
空は
日本が大好きなのかも…
◆お知らせ
京都の「大徳寺」では
3月27日「京都表千家利休忌」
3月28日「京都裏千家利休忌」
が営まれます